エコキュートの補助金について 

我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。

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太陽光発電



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1.抽選漏れ続出!エコキュートの補助金
(この記事は2004年時点のものです)

 エコキュート導入の一つの魅力は補助金がもらえることです。しかし、補助金額にも当然、予算があり、その額を超えて支払われることはありません。

 2003年度の場合、5月に募集が始まって、なんと7月末には締め切られてしまいました。ヒートポンプ・蓄熱センターのHPに「現在の申し込み状況」という情報が掲載されるのですが、ある程度のパーセンテージ(75%くらいだったと記憶しています。)を超えると、駆け込み申請であっという間に100%になってしまいました。

 私の場合も申請したのは7月で、あと1週間遅かったらアウトになるところでした。つまり、事業年度(4月〜3月)の内、残りの8ヶ月を残して補助金が出なくなったのです。これは非常に不評だったようです。ヒートポンプ蓄熱センターもさすがに考えて2004年度の募集期間は年2回に分けました。

 第1期:平成16年5月26日(水)〜平成16年9月30日(木)
 第2期:平成16年10月1日(金)〜平成17年1月31日(月)

 ところが、1回目の募集はなんと5月31日で締め切られてしまいました。
(詳細は、http://www.hptcj.or.jp/ecocute/e_entry_update.html)

 去年、痛い目を見た人たちが殺到したのでしょう。26日、27日、28日の3日間に届いた分はすべて受け付けられたのですが、29日〜31日に届いた分は抽選になってしまったのです。私が施工を頼んだ業者さんの話によると大手ハウスメーカーが大量に予約したのが原因らしいとのことです。その業者さんのお客さんは全員補助金を取れなかったと嘆いていました。

 2回目の募集も1回目と状況は変わらないと思います。募集期間前に届いた書類は受理されませんから、これはもう10月1日当日に届くように発送するしかないのではないでしょうか?

 では、どうやって当日に届かせるか・・・。
 発送は宅配便でも構わないようなので配達日指定・配達時間指定(午前)で早めに出しておくのが一番確実だと思います。あるいは郵便で翌日10時便というのがあるので、それを使うのも一方でしょう。
 とにかく、10月1日の午前に到着させるために、手間と多少のお金を惜しんではいけません。

 提出書類には見積書等が必要ですから早め早めの対応が肝要です。
 ちなみに補助を受ける時には、まとめていくらで値引きがいくらという、大雑把な見積書やではダメで、エコキュート本体の価格が分かるように明細が書かれている必要があります。

 補助金に関してはヒートポンプ蓄熱センターのページをよーく読んでおい
て下さい。
          http://www.hptcj.or.jp/index.html

 ところで、「10月1日に申請しなくちゃ」と言っても、機種選定で悩んだりしてなかなか決まらないこともあるでしょう。実は私も2つの機種のどちらにしようか決めかねていたのですが、業者さんから、早く補助金を申し込まないと危ないとアドバイスされました。

 そういう時の裏技は、高いほうの機種で見積もりを作ってもらい、とりあえずそれで申し込んでしまうことです。申請内容は後から変更が利きます。ただし、その場合、補助金額が多くなる方向への変更はできません。だから、補助金の上限額が高いほうで申請しておき、必要に応じて安いほうに変更すれば良いのです。機種別補助金額の上限も上記HPに載っています。

  あまりお勧めはしませんが、極端な話、機種選定が全く出来てなかったら、補助金の上限額が一番高い機種を導入することにして申し込んでしまえば良いと言うことになります。


2.エコキュートの補助金の算出方法
(この記事は2004年時点のものです)

 ヒートポンプ蓄熱センターのQ&Aコーナーに次のような記載があります。

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Q 見積書、領収書の主な必要要件は何か。
A 主な必要要件は以下の4点です。
 (1)宛先が申込者宛であること
 (2)発行者の社印があること
 (3)メーカー名、型式、機器費(税抜き)の単価、台数等が明記されていること
 (4)機器費が確定されていること(工事費、部材費は含みません)。
  なお、エコキュートの機器費以外の費用も含まれる見積書で、見積額全体に対する
  出精値引きがある場合は、機器費が確定できないため受理できません。
  出精値引後のエコキュートの機器費を備考欄等に明記して下さい。
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 なぜ(4)のような要件があるのでしょうか?
補助金額は補助対象給湯器と従来型給湯器との差額の1/2以内を補助します。
補助対象給湯器の価格が確定してないと補助金が計算できないからなのです。

 ただし、エコキュートの機器分類毎に上限額が設定されています。
例えば、コロナの「CHP-H302A」を例に取りましょう。
この機種に対応する従来型給湯器の基準額は 226,800 円で、補助金の上限は137,000 円です。

 算出額=(エコキュートの機器費 − 226,800 円)/2 

と上限の137,000円の少ない方が補助金額になります。

 上限ギリギリまで補助金をもらえるエコキュートの機器費を逆算すると、500,800円になります。CHP-H461ATの定価は700,000円です。もしも仮に35%引で売ってもらえるとしたら(めったにないとは思いますが・・・)、機器費は455,000円になります。この場合の補助金は、

 算出額=(455,000円 − 226,800 円 )/2 =114,100円

と、上限の137,000円との少ない方ですから、114,100円となって、上限までは貰えません。なんか損した気分になりませんか?

 こういうとき、業者さんと相談して、機器費は25%引きにしておいて、残りの10%分を工事費とかIHクッキングヒーター等から値引きした見積書を作ってもらいましょう。そうすれば上限いっぱいまで補助金が貰えます。

 私の時の見積書はエコキュートが定価どおりで、IHクッキングヒーターが大幅値引きで、標準工事費がサービス(タダ)でした。これは、業者さんが自発的に最初からそういう見積書にしてくれていました。





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