エコキュート故障体験記

我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。

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上記広告主について、必ずしも管理人がその良否を確認できておりません。購入・契約の際にはご自身の責任でご判断ください。
「自己責任」の心の準備が出来ていない方にはクリックすることをお勧めしません。



 ある日曜日の朝のことでした。

「ねえねえ、エコキュートのモニターにエラーが出てるよ。」

という家内の声に起こされました。

「うん・・・?」

 寝ぼけまなこでモニターを見ると、「H19」というエラーコードが表示され、
「修理が必要」とのメッセージが出ていました。

 とりあえず取説を持ってきて、エラー解除をして様子をみました。すると、
しばらくして全く同じエラーで止まってしまいます。
 ありゃま、ホントに故障だよ。

 そういえば・・・。

 前日の夜、浴槽に湯張りしたら、夜間時間帯になっていないのに沸き増しが
始まったことを思い出しました。貯湯温度が60℃を下回っていました。今から
考えれば、既に前日から加熱能力が不足していて沸き増し量が少なかったのか
もしれません。

 さらに思い起こせば、最近ヒートポンプの音が以前より大きくなったような
気がするなあと思っていたところでした。故障の前兆だったのかもしれません。

 午前8時半。まだこの時間じゃ販売店はやっていないなぁ。
 とりあえず、もう一度試してみよう。

 通常は「おまかせモード」で使っていたのですが、前夜、沸き増しが始まっ
てしまったので、「深夜のみモード」に切り替えていました。
 すでに昼間電力の時間帯になっていたので、「おまかせモード」に戻し、エ
ラー解除してみました。すると、今度はエラーで止まらずに動き続けました。
でも、なんだかお湯の増え方がとっても遅い気がします。

 午前10時半頃、販売店に電話をしてみました。

「分かりました。ただ、コロナは基本的に土日は休みなんですよ。なんとか
 ツテを使って連絡をとってみます。」

 えー、土日休みかよ〜!(自分も土日休みだけど・・・笑)

 しかし、約5分後、予想外に早くコロナから電話がかかってきました。
 女性の方で、多分事務関係の人のようです。状況を説明すると、

 「担当の者と連絡を取って電話をさせますのでお待ち下さい。」

とのことでした。

 この時点まで、販売店とメーカーの対応はとても素早かったです。


 さて、それから約2時間後、修理担当と思われる人から電話がかかってきま
した。状況を説明すると、「○○と××を同時に押してください」と言われ、
その通りにするとエラーコードが記憶されていました。メンテ用の裏モードが
あるみたいですね。エラーコードは「H19」でした。

 エラーコード表によると異常内容は「冷媒吐出温度異常」でした。

「ああ、それは熱交換器ですね。ヒートポンプユニットの本体交換が必要です。
 CO2が高圧で封入されていて溶接作業が必要なので現地修理はできないんです。
 購入は2003年ですから3年間の保証期間内なので無償でできます。」

「それで、いつ交換できるんですか?」

「営業所に在庫があれば明日交換できます。もし在庫が無くても最悪明後日に
 は交換できます。在庫があるかどうか、明日連絡します。」

「それまで、どうしたらいいんでしょう?」

「加熱能力は低下していますが、全く加熱できないわけではないので、エラー
 が出ても解除して再度運転し、騙し騙し使ってください。いずれにしても本
 体交換ですから、壊れても良いつもりで無理やり使って構いません。」

「設定はどうしておいたら良いですか?」

「深夜のみの湯多目に設定し、強制湧き増しを押してください。」

 というわけで、言われた通りに設定し、騙し騙し使うことにしました。


 ところが・・・。

 すぐにエラーでとまってしまい、ちっともお湯が増えません。いい加減嫌に
なって運転をやめてしまいました。

 さて、これからどうしたものか・・・。

 エコキュートの貯湯器にはある程度の湯が残っています。
 最悪の場合、2日持たせなければなりません。その日は気温が低く、特に
出かけたりもしなかったので、汗もかいていません。翌日は月曜で、娘も幼稚園
で思いっきり遊んでくるでしょう。

 考えた結果、その日はシャワーだけでなるべく湯を使わず、翌日に湯を温存
する作戦を取りました。結果的に、これは大正解でした。


 さて、翌日の月曜日の夕方、仕事が一段落したので自宅に電話をかけてみま
した。

「エコキュート、どうなった?」
「それが、何にも連絡が来ないの。」
「あん? 今まで待ってたの? 今から俺が電話するよ。」

「本体の在庫があるか連絡する」はずだった担当者の対応には不満です。
(その時刻まで電話しないでいた家内の暢気さにもあきれましたが・・・笑)

 こちらから担当者の携帯に電話すると、

「すみません。在庫はありませんでした。朝一番に発注したので明日の朝には
 ほぼ間違いなく届きます。」
「今日来るのかどうか、連絡もらえるんじゃなかったんですか?」
「すみません。明日は連絡してから行きます。」

 うーん、どうも反省している感じがないなあ・・・。


 家に帰り、風呂に入る時間になりました。
 湯量を見ると「シャワー30分」という表示。貯湯温度は46℃でした。

 シャワー30分出しっぱなしにすれば、かなりの湯量になるはずです。
「これならいけるはず!」と「自動給湯」のボタンを押したら・・・・。
「残湯量少」と表示が出て止まってしまいました。あれれ???

 取説を見ると、「所定の湯量以下になると自動給湯しない」とのこと。
 「たし湯」はできるはずなのですが、一度「給湯しないモード」に入ってし
まうと湧き増しするまで復帰しないみたいです。

「えーい、マイコン制御ってのは融通が利かないなあ。」

 緊急の時にはハイテクよりローテクの方が強いと言われます。手動ポンプは
停電しても水を汲めるし、古いカメラは電池が無くてもシャッターが切れます。

 そっか!

 洗面所のお湯の蛇口をひねったら・・・・・、お湯が出るじゃん!!!

 バケツにお湯を汲んで浴槽にぶちまけ続けます。念のため、家内がIHクッキングヒーターでお湯を沸かして、援護射撃。

 おー、溜まった溜まった。これなら入れる!

 結局、貯湯器にはまだシャワー5分の湯が残っていました。たぶん、援護射
撃は必要なかったと思います。

 というわけで、この日はめでたく風呂に入れたのでした。


 この日、寝る前に何の気なしにリモコンをいじっていて、「深夜のみ」から
「おまかせ」に切り替えていました。別に意図はありませんでしたが、実はこ
れが「へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜」の「80へぇ〜」位のビックリになったのでした。


 さて、翌朝です。

 エコキュートのリモコンを見ると、なんとお湯が沸いていました。湯量はい
つもより少ないですが、浴槽に湯張りできるくらいの量はあります。
 えー、なんで??? 前日はダメだったのに・・・。ビックリ!
 ま、いっか。最悪、今日直らなくても風呂に入れるから。

 この日、私はたまたま遅く出勤したので、まだ家にいた朝10時頃に担当者
から電話が来ました。

「これから伺います。近くまで来ているので、あと5分くらいで着きます。」

「え、急に来られてもまだ風呂掃除もしてないのに・・・。」

 と慌てる家内・・・。

 どうもこの担当者は適切な連絡の仕方を知らないようです。
 コロナさん、もうちょっと社員教育してくださいよ!!!


 幸か不幸か、私は本体交換の場に立ち会うことが出来ました。作業はあっと
いう間に終わりました。

「今回のエコキュートの故障はどういう事なんですか?」

「ヒートポンプユニットの冷媒のCO2が通る細い管にゴミか何かが詰まって、
 CO2の流量が少なくなり、加熱能力が低下したんだと思います。全く流れないわけではないので、ある程度は加熱できるんです。」

「じゃあ、加熱できても温度が低いってこともあるんですか?」

「それは有り得ます。」

 そうか、なぜ湯が沸いたり沸かなかったりしたか、分かった気がしました。
 なぜ、『おまかせ』では湯が沸いて、『深夜のみ』ではエラーで止まってし
まったのか・・・。

 ただし、これはコロナの場合であって、他のメーカーにも当てはまるかは分
かりません。

 『おまかせ』では、過去1週間の使用湯量を基に、沸き増し量を決定します。
実際には沸き増し後の温度を60〜90℃の間で調節します。

 『深夜のみ』には『標準』、『湯多め』、『控えめ』の3通りの設定ができ
ます。『標準』は『おまかせ』と同様に温度を60〜90℃の間で調節します。
『湯多め』は90℃になるまで沸かします。『控えめ』の場合は59℃以下の温度
にします

 『深夜のみ』は『湯多め』に設定してありました。つまり90℃まで沸かそう
と頑張ります。でも、加熱能力が低下しているため90℃に到達できず、自分で
『故障だ』と認識して止まってしまったのでしょう。

 一方、『おまかせ』では温度を60〜90℃の間で調節しますので、60℃まで温
度が上がれば『故障だ』とは認識せず、動き続けたのだと思います。

 90℃には加熱できないけど、60℃には加熱できるという中途半端な故障のし
かただったので、こういう現象が起こったのでしょう。

 つまり、担当者の「深夜のみの『湯多め』に設定して騙し騙し使って下さい」
という指示は、実際にはこの故障に対しては有効でなかったのです。
「深夜のみの『控えめ』に設定して騙し騙し使って下さい」が正解だったよう
です。

 今回は保障期間3年の熱交換器が2年数ヶ月で故障したので、無償でHPの
本体が新品になってしまい、ある意味ではラッキーだったと思います。

 一連の体験の中からいくつかの教訓を見出すことができました。

1.タンクに残っている湯を使って1日2日は繋ぐことができるのは、貯湯方
  式の強みです。もしもガス給湯器が壊れて2日間直らなかったら、全く風
  呂に入れなかったでしょう。エコキュートの利点を再認識しました。

2.万が一のことを考えて安全を見るなら、コロナの場合、いつも深夜のみの
  『湯多め』(つまり高温で沸かす設定)にしておけば安心です。

3.ヒートポンプユニットは、90℃には加熱できないけど、60℃には加熱でき
  るという中途半端な故障のしかたをすることがある。

4.この故障は『おまかせ』で運転していると見逃す危険性がある。早期発見
  のためには、たまには深夜のみの『湯多め』(つまり高温で沸かす設定)
  にして運転し、加熱能力が十分あるかを確認した方が良いようです。
  (最初に深夜でないのに湧き増しが始まった時に『深夜のみ』に設定を変
   えなかったら、今回の故障発見は遅れていたでしょう。)

5.ヒートポンプユニットの音が大きくなったと感じたら要注意です。

                                おわり




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