太陽光発電の発電量チェック |
我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。
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太陽光発電を設置しているみなさん、なんらかの方法でご自宅のシステムの 「発電量チェック」をしていますか? と言っても、自分で測って調べることは難しいので、どこかから月々の推定 発電量の情報を得て、それと比較することでチェックしているものと思います。 もしも、全くチェックしていない方がいらっしゃいましたら、是非チェック することをお勧めします。不具合の早期発見は重要ですから・・・。 私は2ヶ所から月々の推定発電量の情報を得てチェックをしています。 一つは、有名な発電量ランキングサイトである『SOLAR CLINIC』。もう一つ は某NPO法人の『PV健康診断』(データの提供元は産業技術総合研究所、 略称:産総研)というものです。 今年の9月に、このNPO法人の相談員の人からメールが来ました。 「発電状況はいかがでしょうか?」という内容でした。 以前にも電話がかかってきたことがありました。 理由は「発電指数(推定発電量に対する実際の発電量の割合)が低下傾向に あるから」とのことでした。 そういえば良く見てみると確かに低下傾向にあるなあ・・・。 でも、『SOLAR CLINIC』の方は・・・発電指数はほとんど下っていない! あれ? いったいどういうことなんだろう? そこで、両者の基準(推定)発電量を比較してみました。 下記のデータは2004年〜2010年のそれぞれの年間推定発電量から1ヶ月当り の推定発電量を算出(要するに12で割り算した)ものです。ただし2010年だけ は7ヶ月分の平均値です。(単位はkWh) 年 SOLAR CLINIC 産総研 比(産総研/SOLAR CLINIC) 2004年 160 162 1.011 2005年 150 156 1.040 2006年 136 139 1.025 2007年 155 158 1.014 2008年 145 154 1.062 2009年 138 150 1.088 2010年 153 167 1.092 特に『比』の部分をご覧頂くと分かるように、両者の推定発電量がここ4年 くらいで徐々に違って(産総研の値の方が大きくなって)きています。 これでは発電指数の傾向が違っても不思議ではありません。 うーん、いったいどちらの推定発電量が正しいのだろうか??? もちろん、私に確認する術はありません。 現在、このデータを提供して産総研の方に検討して頂いているところです。 少なくとも言えるのは、我々ユーザは複数の情報を使って発電量をチェック し、総合的に判断するのが重要だということです。一つのデータだけでは判断 を誤るかもしれません。 |
以上は、2010.11.14に発行したメールマガジンNo.076の内容です。 (バックナンバーは、 http://archive.mag2.com/0000137376/index.html ) 1ヶ月当りの推定発電量を比較しやすくするため、グラフを作成しました。 |
Fig.1 |
2008年頃から両者に差が出てきたことが分かります。 今後の動向にも注目していきたいと思います。 (2010.11.27) |
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