太陽光発電の補助金について

我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。

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(この記事は2004年時点のものです)

  ご存じの方も多いと思いますが、太陽光発電を導入すると、(財)新エネルギー財団から補助金がでます。これにも予算があって、所定の補助金額に達すると締め切られます。
 ただ、エコキュートの補助金のように殺到することはないようで、今年度分もまだ大丈夫です。これは補助金額がエコキュートほど高くないことが一因のようです。それだけ太陽光発電が普及してきたということなのでしょう。

 今年の補助金は1kW当たり4.5万円で、昨年の9万円の半分の額になっています。予算も昨年の約105億円から半分の約52億円になっていますから、1件当たりの平均発電量が同じと仮定するなら、昨年と同じ件数分まで申し込める計算になります。(1件当たりの上限は10kWです。)

 昨年度の申込数は52,339件、今年度の10月22日現在の申込数が41,649件ですから、消化率80%と推測されます。あまり余裕があるとは言えませんが、エコキュートのように数日で締め切られてしまうことはないでしょう。でも、そろそろ急いでください。

 補助金をもらうと半年に1回ずつ2年間、発電量や売電量の記録を提出する義務が生じます。

 また、地方自治体でも補助金制度があります。これは自治体独自にやっているものと、自治体経由で(財)新エネルギー財団に申し込む形で増額する場合があるようです。詳しくは、各自治体にお問い合わせ下さい。
 (財)新エネルギー財団のサイトの中で下記のページくらいは良く読んでおいてください。

 http://www.solar.nef.or.jp/josei/josei.htm
 (制度の概要と関係書類)

 http://www.solar.nef.or.jp/system/html/new.htm
 (新着情報:申込状況など)

 http://www.solar.nef.or.jp/josei/zissi.htm
 (地方公共団体による太陽光発電システム普及助成策 )

 私の知る限りでは、(財)新エネルギー財団からの補助金制度は2005年度をもって終了する予定とのことです。これは流動的な要素もありますので、注視していてください。

 それから、公共の補助金以外にこんなのもあります。
 P.V.ソーラーハウス協会というのがあって、その加盟店が施工した物件に限り、モニターとしてデータ収集に協力する約束で補助金がでるというものです。

■モニター補助金制度導入の目的
 ・太陽光発電システムの発電量データ、及び 各システム導入時の光熱費データ
  の収集を行い、データベースを作成し、その内容を二次的に使用するため。
■ 補助金額
 ・設置した太陽光発電システムの出力1kWあたり、2万円を補助する。
■対象
 ・P.V.ソーラーハウス協会の加盟店が施工し、協会主催の技術研修を終了した
  ID取得者の設置・点検した物件とする。

 詳しくは、http://www.pv-solar.co.jp/welcome.html

 我が家の場合、(財)新エネルギー財団から1kW当たり9万円の補助金をもらいましたが、施工業者と3件限定のモニターという条件でかなり安くしてもらいました。導入した感想や、1年分の発電量と売電量の記録を提供し、施工業者の広告に使用することに同意するという条件です。
 いろいろ探してみるとモニターというのは意外にあって、安く上げる一つの方法だと思います。
                                               おわり




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