オール電化 −冬の暖房:エアコンのみvs灯油併用− |
我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。
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注) この記事は2005年冬時点(灯油価格が900円〜1000円/18L)の実験結果です。 2006年は灯油価格が高騰しているので、必ずしも成り立ちません。 |
電力会社の言う「オール電化」とは「給湯と厨房がすべて電気であること」なので、暖房に灯油を使おうが火鉢を使おうが構いません。 では、冬の暖房はエアコンのみと灯油併用とどちらが経済的でしょうか? 実は机上の計算で後者の方が経済的だということは予想できていたのですが、実際どの位違うのか、実体験をお届けすべきと考え、実験してみました。 04年1〜3月は暖房に灯油を併用しています。基本的には夜間時間帯の22時〜8時まではエアコンを、8時〜22時までは灯油ファンヒータを使いました。 05年1〜2月は灯油を一切使わず、8時〜22時でもエアコンを使いました。 下の表を見て頂くと分かるように、04年に比べて05年の昼間の電力使用量が大幅に(200kWh以上)増えています。 東京電力の「おトクなナイト10」の第3段料金は税込で31.29円なので、月額約6300円くらい余分に電気代がかかった計算になります。 04年1〜2月の灯油使用量は共に18L(718円)×4=2880円なので、差引で灯油併用の方が約3400円光熱費が安くなっています。 実際には去年より今年の方が発電量少ないので差額はもっと大きいのですが、 その分は天気次第なので抜いています。 05年3月から、また灯油併用を復活させました。すると、昼間の電気使用量の昨年との差は37kWhに減少しました。今年の方が若干多いのは、昨年との気温差と考えています。電気代の差額は約1170円です。また灯油の使用量は昨年も今年も54Lですが、今年は灯油が高いので(936円−718円)×3=654円多くかかっています。従って、3月度の前年との差は約1800円です。 1 2 3 4 5 6 発電量 売電力 昼間買 夜間使用 昼間使用 総使用 (メータ) (3+1-2) (4+5) 05/1 154kWh 56kWh 364kWh 603kWh 459kWh 1062kWh 04/1 180kWh 108kWh 181kWh 733kWh 253kWh 986kWh 05/2 177kWh 66kWh 358kWh 671kWh 469kWh 1140kWh 04/2 201kWh 108kWh 157kWh 633kWh 250kWh 883kWh 05/3 151kWh 74kWh 188kWh 561kWh 265kWh 826kWh 04/3 202kWh 108kWh 134kWh 554kWh 228kWh 782kWh 以上より、前年との差額がエアコンのみの場合約3400円、灯油併用の場合は約1800円なので、差引約1600円灯油併用の方が経済的という結論です。灯油の価格がもし同じだったら、約2250円の違いになっていたはずです。 というわけで、予想通り冬の暖房は灯油併用の方がお得です。 我が家は夫婦+幼児1名なので、リビングルームともう一部屋の2部屋しか暖房してません。ご家族が多く、暖房する部屋も多ければ、もっと顕著な差が出ると思われます。 経済性は、夜間電力>灯油>昼間電力ということを頭にいれて、上手く使いこなしましょう。 |
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