エコキュート:え、ホント?
370Lより460Lの方が省エネ? その2

我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。

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2.シミュレーション条件


 前回の考察(「1.きっかけと概算」)で、COPや電気代を計算するためには、

 使用湯量、外気温、最低沸き上げ温度の違い、足りない分を沸き増す、などを
考慮する必要があることがわかりました。

 また、ヒートポンプユニットのCOPを、

   COP(Ta,Tw)= -0.051*Tw + 0.0756・Ta + 5.0111

としましたが、式が間違っていたので、今後は

  COP(Ta,Tw)= -0.0382*Tw - 0.000676*Ta^2 + 0.0873*Ta + 4.5699

を用います。


 さて、まずは、「使用湯量、外気温、水温のモデル」考えます。

 幸いなことに、掲示板でちょうど良い文献を紹介して頂けました。

  「実使用条件下におけるCO2冷媒ヒートポンプ給湯機の性能評価」
   http://www.jyuri.co.jp/main_Frame/05_Thesis/pdf/069.pdf

 この文献に6世帯の月毎の給湯エネルギー、水温、外気温が掲載されています。
 このデータを使わせていただくことにしました。

 データは数値ではなくグラフなので、それを私が自分で読み取りました。
 従って、読み取り誤差があることを予めご了承ください。

 6世帯×12ヶ月=72通りのシミュレーションをするのは大変なので、12ヶ月を
4つの季節に分け、6世帯×4季節=24通りのシミュレーションを行います。

 季節毎の43℃換算湯量、供給水温、稼動時気温を以下の手順で求めました。

 1.給湯エネルギー[kWh]、供給水温、稼動時気温を月毎に読み取る。
 2.給湯エネルギーを[kcal]に換算する。
 3.43℃換算湯量=給湯エネルギー/(43[℃]−水温[℃])で換算
 4.厳冬期:1、2月、冬季:12、3月、中間期、4〜6、10、11月、夏季:7〜9月とし、
   43℃換算湯量、供給水温、稼動時気温を各季節ごとに平均する。

 結果を表1、表2に示します。

 6世帯の使用湯量は「季節激変型」、「季節均等型」、「中間型」に大別できます。

 世帯Aの使用パターンは我が家に非常に近くなっています。


 

表1

表2


 HP(ヒートポンプ)稼動時気温は夜中なので、最低気温に近いと思われます。
 加熱後、湯張りまでの間の放熱を計算するため、保温時平均気温が必要です。
 稼動時気温を基に、以下のように仮定しました。

   厳冬期:稼動時気温+7[℃]
   冬季 :稼動時気温+7[℃]
   中間期:稼動時気温+10[℃]
   夏季 :稼動時気温+8[℃]

 中間期は朝晩の気温の差が大きいという仮定です。

       1.きっかけと概算  ← 目次 → 準備中




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