仲間の部屋 −関東地方、中国地方、北陸地方の比較− |
このサイトの掲示板によく書き込みをして下さる「うりゃさん」から貴重なデータを提供していただいています。また、最近、hiro2416さんからもデータをご提供を頂きました。 お二人とも詳細なデータを取って、色々と考察なさっていますが、とても全ては公開しきれないので、私の独断でその一部を選び、我が家のデータと比較して掲載します。 (なお、発電量のデータは、うりゃさん宅:翌月7日前後締め(以前は当月7日締め でしたが、1ヶ月データをずらしました。06/02/18)、hiro2416さん宅:月末締め、 管理人宅:17日前後締め、で掲載しているため、比較期間にズレがあります。 また、光熱費の削減効果はそれぞれの検針日締めなので、これも期間にズレが あります。予めご了承ください。) |
まずは発電量の比較です。当然、容量の大きい「うりゃさん」宅、「hiro2416さん」宅の方が管理人宅よりも発電量が多いです。(Fig.1) |
Fig.1 |
次に発電量/(日・容量)、つまり一日当たり、容量1kw当たりの発電量の比較です。 そうすると、平均的にはほぼ同等の値が得られました。発電効率としては同じくらいという結果です。(Fig.2) 3軒とも同じシャープ製ということなので、だいたいこんなものでしょうか? 三洋の高効率タイプや京セラなどと比較できると面白いんですけどね。 Fig.2で、もう少しそれぞれの特徴を見ると、冬場は空っ風の関東(管理人宅)が最も高い値を示しているのに対し、北陸(hiro2416さん宅)は苦戦という、気候通りの結果になっています。春から夏にかけては三者とも大きな違いがありませんが、梅雨と秋の長雨で今年一番天気が悪かった関東(管理人宅)は7月度と10月度の値が低くなっています。この秋は、全国的に晴れだけど関東だけ雨という日が何日もあったのがもろに効いています。中国地方(うりゃさん宅、たぶん瀬戸内側)はさすがにコンスタントに晴れているようで、良い調子で発電していますね。 |
Fig.2 |
次に、光熱費低減効果をオール電化効果、太陽光発電効果に分けて比較してみましょう。(Fig.3、Fig.4、Fig.5) まずは、管理人宅の場合ですが、1から4月がオール電化効果(ガスをやめたことによる効果)が大きく、5月から逆転して太陽光発電効果の方が大きくなります。太陽光発電効果はほぼ一定で、給湯に使うエネルギー(つまり気温)に左右されるオール電化効果が月によって変わるという構図です。 一方、うりゃさん宅のオール電化効果は、傾向は管理人宅と同じですが、額が少ないです。これは、前年より家が広くなった分、本来なら元々の光熱費が上がっていたはずであることと、ガスが都市ガスだったのでプロパンガスから切り替えた管理人宅よりも効果が小さかったことと、エコキュートではなく通常の電気温水器であること、が考えられます。 逆に太陽光発電の容量が大きいので、光熱費低減効果の大部分は太陽光発電であり、発電量が効果に直結しています。 従って、一方はオール電化中心の冬有利型(気温の変化に依存:寒いほど効果が大きい)、他方は太陽光発電中心の夏(もしかすると春と秋?)有利型(日照の変化に依存:晴れるほど効果が大きい)と言えるでしょう。 hiro2416さん宅は、太陽光発電効果も、オール電化効果も大きく、光熱費削減効果の1月からの平均値は一番高い値になっています。 太陽光発電効果もオール電化効果も、月によって大きく変動しているのが特徴です。特にオール電化効果の変動の傾向が掴みにくいです。 |
Fig.3 (前々年比較) |
Fig.4 (前年比較) |
Fig.5 (前年比較) |
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