太陽光発電:年間発電量の簡易見積 |
我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。
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太陽光発電の年間発電量は、メーカーその他のサイトで簡単にシミュレーションすることができます。 私は「どの地域の日照条件が良いのだろうか?」という個人的な興味から、各地の南面、 傾斜角30°での、年間発電量を調べてみました。 日本全国の 日照係数(私が勝手に命名しました)=年間発電量/定格kW数 @南1面、傾斜角30° は実に様々で、調べた範囲でも、最低841〜最高1,223という大きな開きがあります。 さて、せっかくの情報ですから、ここで公開し、皆さんのお役に立てば幸いです。 掲示板で、太陽光発電の業者による年間発電量の見積に対してコメントをすることがよくあります。 それが面倒になってしまったというのも一つの理由です。(笑) あくまでも目安として使って頂きたいですが、まあ、そこそこの精度ではあると思います。 年間予想発電量[kWh]=システムの定格「kW] × 日照係数 × 方位・傾斜角係数 (多結晶パネルの場合) (「日照係数」と「方位・傾斜角係数」は下記の表を参照) HIT(ハイブリッド)の場合は、さらに お住まいの場所の日照係数が無い場合には、一番近い場所の日照係数で代用してください。 複数あって迷う場合は、なるべく地形や季候(海沿いとか山沿いとか、降水量)が似ている 場所を選んでください。 方位・傾斜角係数は東京の場合を掲載しています。地域によって多少違いがあるかもしれませんが、概算見積としては、東京の値で代用しても大きな誤差にはならないと思います。 ちょうど良い方位・傾斜角係数がない場合、周囲4条件の平均値でだいたいは代用できます。 (注:沖縄や北海道など、東京と緯度差が大きい地域では5〜10%程度の誤差は有り得ます) 【計算例1】(1面設置の太陽光発電システム) システム定格:1.8kW、日照係数(八王子):1028、方位(南から30°)・傾斜角(30°)係数:97.9% 年間予想発電量[kWh]=1.8「kW] × 1028 × 0.979 = 1812 [kWh] 【計算例2】(3面設置の太陽光発電システム)(赤字:08/04/26修正) システム定格:3.0kW(南1.2kW、東1.0kW、西0.8kW)、日照係数(浜松):1216 方位(南)・傾斜角(20°)係数:98.4% 方位(東)・傾斜角(20°)係数:86.6% 方位(西)・傾斜角(20°)係数:86.6% 年間予想発電量[kWh]= 1.2「kW] × 1216 × 0.984 + 1.0「kW] × 1216 × 0.866 + 0.8「kW] × 1216 × 0.866 = 3331 [kWh] なお、掲載している「日照係数」はパワコンの効率が94.5%という条件での値です。 より詳しく計算する場合は、計算結果に( 設置するパワコンの効率(%)÷ 94.5 )をかけて下さい。 (青字:09/09/05追記) (緑字:11/05/29追加・修正) |
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