我が家のオール電化&太陽光発電
 
昼間の電力使用量と太陽光発電効果−1 

我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。

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 このページでは、太陽光発電によって実質的な昼間の使用電力がどのように減っているかを検証しています。また、実質的な電気代の単価を算出しています。

 (『新しい制度=余剰電力固定買取制度』開始前の2009年11月度までの考察)

 (2009年12月度以降は「昼間の電力使用量と太陽光発電効果−2」参照)


(2012.07.01 補足説明追加)

 昼間電力の使用量を詳しく分析します。
 2003年9月度から2012年6月度までの月々の昼間電力使用量を1段階料金、2段階料金、3段階料金に分けてグラフに示しました。(Fig.1参照)

 春・秋に比べ、冬・夏の使用電力が多いことがわかります。エアコンの使用が多いことが一番の原因と考えられます。
 04年の冬は暖房に灯油を併用しましたが、05年の1、2月は灯油を使わずエアコンだけにしたところ、昼間の使用電力が大幅に増えました。

  東京電力の「おトクなナイト10」の料金単価は以下の通りです。(08年10月改訂)
  売電も買電も同じ価格です。(税込、燃料調整除く)

      1段階料金、      2段階料金、      3段階料金
    〜80kWh:23.87円、 80〜200kWh:30.74円、 200kWh〜:32.48円

                (昼間時間帯:8時〜22時、深夜時間帯:22時〜翌8時)

 使用電力が多いほど単価が高くなります。「電化上手」の場合、夏期以外は「おトクなナイト10」より単価が低いので、「電化上手」の方が電気代は安くなると予想されます。
 ところが・・・・・。

Fig.1


 下のグラフは電力量の多い方から、発電量の分を、黄色(自家消費)と薄い水色(売電)で塗りつぶしています。この分は太陽光発電でまかなったことなります。
 実質的な使用電力は、黄色と薄い水色で塗りつぶした残りの部分です。

 そうすると、本格的に発電が始まった03年12月以降、1月から9月までは第1段料金しか払っていないことになります。
 つまり、単価の高い第3段料金、第2段料金の分は太陽光発電がまかなってくれて、実際に購入しているのは単価の安い第1段料金だけということです。

 04年の10月から第2段料金を払うようになっていますが、04年12月までは第3段料金は払ったことがありませんでした。05年1〜2月、初めて第3段料金を払いました。暖房に灯油を使わず、エアコンだけに頼った結果です。3月になって灯油を使い始めると、また第2段料金までになり、4月になると前年同様、第1段料金だけになりました。

 「電化上手」の売電単価は一定なので、太陽光発電効果まで含めると、おそらく電気料金は逆転していると思われます。導入前にシミュレーションをしてそういう結果になったことも「おトクなナイト10」を選んだ理由の一つでした。

Fig.2


 09年11月度までの平均買電単価(税込)は、08年10月改訂の料金(燃料調整除く)
で計算すると、26.04円です。仮に太陽光発電を導入しなかった場合は28.66円です。

 つまり、電気料金プランの仕組みと太陽光発電の導入の組み合わせによって、
 28.66円−26.04円=2.62円分、平均買電単価(税込)が安くなっています。

 深夜時間帯(単価9.48円)が10時間と、他の料金プランより長いかわりに、昼間の
 単価が高い「おトクなナイト10」ですが、太陽光発電との組み合せによって、昼間
 の単価が高いディメリットを低減しつつ、深夜時間帯が長いメリットを活かす事が
 出来ていると考えます。
 (我が家の場合、朝7〜8時、夜22〜23時の電気使用量は比較的多いので、
  深夜時間帯が23〜翌7時である他のプランより長いことは大きなメリットです)


 2009年11月度までの制度では、余剰電力売電単価=購入単価でした。

 08年10月改訂の料金(燃料調整除く)で計算すると、太陽光発電の自家消費の
単価(黄色で塗りつぶした部分の平均単価)は31.44円(税込)、売電の単価
(薄い水色で塗りつぶした部分の平均単価)
は28.80円(税込)、太陽光発電全体の
平均単価(黄色と薄い水色で塗りつぶした部分の平均単価)は30.10円(税込)です。

 08年10月改訂の『電化上手』の売電単価は28.07円(税込)なので、我が家の平均売電単価28.88円(税込)の方が、0.73円高かったという計算になります。


(注:08年10月改訂の料金は高いので全体的に単価が高めに計算されています。
   例えば09年11時点の料金で計算すると、燃料調整 -2.35円分、低くなります。)


 上記の効果をより得るためには、冬の発電量が多いことが重要となります。
 以下の図は、東京と福岡の月別日照時間を比べたものです。
 年間合計は殆ど同じですが、東京の方が12月〜2月の日照時間が長いので、「おトクなナイト8」や「おトクなナイト10」を選んだ場合、太陽光発電効果は東京の方が大きいと思われます。

Fig.3





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