我が家のオール電化&太陽光発電
 
昼間の電力使用量と太陽光発電効果−2 

我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。

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 このページでは、太陽光発電によって実質的な昼間の使用電力がどのように減っているかを検証しています。また、実質的な電気代の単価を算出しています。

 (『余剰電力固定買取制度』開始後の2009年12月度以降の考察)

 (2009年11月度までは「昼間の電力使用量と太陽光発電効果−1」参照)

  基本的な考え方は「昼間の電力使用量と太陽光発電効果−1」と同じなので、
 まずは上記をご一読頂いた後、このページをご覧頂くと分かりやすいと思います)


 2003年9月度から2012年6月度までの月々の昼間電力使用量を1段階料金、2段階料金、3段階料金に分けてグラフに示しました。(Fig.1参照)

  東京電力の「おトクなナイト10」の料金単価は以下の通りです。(08年10月改訂)
  売電も買電も同じ価格です。(税込、燃料調整除く)

      1段階料金、      2段階料金、      3段階料金
    〜80kWh:23.87円、 80〜200kWh:30.74円、 200kWh〜:32.48円

                (昼間時間帯:8時〜22時、深夜時間帯:22時〜翌8時)

Fig.1


 下のグラフは電力量の多い方から、発電量の分を、黄色(自家消費)と薄い水色(売電)で塗りつぶしています。この分は太陽光発電でまかなったことなります。
 実質的な使用電力は、黄色と薄い水色で塗りつぶした残りの部分です。

 ここまでの話の流れは「昼間の電力使用量と太陽光発電効果−1」と同じです。

Fig.2


 実質的な使用電力に関しては、「昼間の電力使用量と太陽光発電効果−1」と
同様
ですが、実質的な電気料金の考え方が、『余剰電力固定買取制度』の導入前後
で違ってきます。

 自家消費分(黄色で塗りつぶした部分)の単価は従来どおり、購入電力単価と同
じですが、売電分(余剰電力)の購入単価は48円/kWh(税込)で一定になりました。
 (48円/kWhは、2011年3月31日までに連系の申し込みをした場合。
  その後は、42円/kWhになっています。)

 『余剰電力固定買取制度』が適用された09年12月度から12年5月度の期間で、
太陽光発電の自家消費の単価(黄色で塗りつぶした部分の平均単価)は30.57円
(税込、燃料調整費込み)でした。
 一方、売電の単価(薄い水色で塗りつぶした部分の平均単価)は、もちろん一定で
48円(税込)
です。

 それでは、もしも『余剰電力固定買取制度』が導入されなかったと仮定すると、
この期間の売電単価(薄い水色で塗りつぶした部分の平均単価)は27.3円/kWhで、
48円/kWhとの差は20.7円/kWh
でした。(税込、燃料調整費込み)

 売電金額で言うと、『余剰電力固定買取制度』の単価48円で104,448円、従来の
制度だと仮定すると59,446円で、買取制度の変更の有無による売電金額の差は
2年半で45,002円でした。
 年間約18,000円、1ヶ月当り約1,500円の差額という計算になります。
 このペースが10年間続くと仮定すると、約18万円の差になります。


 さて、実質的な『電気料金の単価』はどうでしょう?
 09年12月度から12年5月度の期間、使用電力量から太陽光発電の発電量を引いた
実質的な昼間の電気使用量は、2,419kWhでした。また、その期間に払った昼間の
従量電力料金(基本料金や各種割引は除く)は、47,674円でした。
 実質的な電気料金単価は、47,674円÷2,419kWh=19.71円/kWhと計算されます。

 もしも『余剰電力固定買取制度』が導入されなかったと仮定すると、その期間の
実質的な料金単価は、25.68円/kWhと算出され、その差は5.97円/kWhでした。
 固定買取制度の導入に伴い、購入電気料金単価が5.97円安くなったと解釈する
こともできるのではないでしょうか?

 ここでご注意いただきたいのですが、我が家は1.8kWの小容量システムなので、
使用電力量から太陽光発電の発電量を引いてもプラスの値であり、上記の様な
計算が成り立ちますが、使用電力量から太陽光発電の発電量を引いたらマイナス
になる(使用電力量より発電量の方が多い)場合、実質的な電気料金単価自体が
意味をなさない(定義できない)ことにご留意ください。

(2012.07.08、執筆)




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